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ここはSF・オプションパーツ2「ケンタウリ」総集編(一般向け)サイトです。  2008.05.11連載再開に向けてテンプレ修正、エントリをシーン単位に変更。 2008.10.05 連載第8回まで掲載。

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オプションパーツシリーズ未来編「ケンタウリ」 | (6)練習艦 | 34/38

(”たけ”艦橋)

まさみ:「出航操作終了。運動方向、”ぐりーんらんど”係留地点に向きました。
あちらとの速度差は秒速0.2キロです。増速しますか?。」

みどり:「速度はこんなものだね。あまり飛ばすと軌道高度の補正に推進剤食い過ぎるわ。
自艦で消費しすぎると運搬回数が増えてかえって補給が遅れちまうからね。」

かぐや:「さすが気の長さでは誰も敵いませんね。」

みどり:「ふぉっふぉっふぉ。当局はそこまで考えて年寄りをかき集めたのかな。」

美佳:「これでも片道13分ですから言われてみれば急ぐ意味もないですね。」

みどり:「若いうちはみんな理由もなくせっかちになるものさ。私モナー。
私には先に素体採用された姉が居たのさ。それで、とにかく対抗したくてね。
サイボーグになりたての頃はいつも追いつけ追い越せばかり考えていた罠。」

まさみ:「艦尾を進行方向に向けて減速に入ります。ジャイロ起動。」

みどり:「他に作業船が接近している可能性が高い、みんなで後方監視を手伝って。」

かぐや:「あ、たったいま1隻離れたところです。ちゃんと通行帯を守っていますね。
これならこのまま進んでもぶつかる心配はないですよ。」

まさみ:「速度差秒速8mに落ちました。艦首戻します。引き続きバーニア後進。」

かぐや:「”ぐりーんらんど”から発光信号、このまま口腔エアロックに艦首を突っ込めと。」

美佳:「距離50m、速度差秒速3m。」

みどり:「落とし杉かも、少しバーニア絞って、うん、そんなものだな。
あとはあっちの操舵員が舌で捕まえてくれるわよ。一応ドッキングの衝撃に注意。」

かぐや:「ナイスキャッチでした。」

みどり:「さあ、総出で船外作業だ。まさみは残ってヴァギナルハッチの操作ね。
かぐやは機関員2名をつれて本艦ヴァギナルハッチ側でホースの接続。
美佳は倉庫番と一緒にあっちの艦の補給口にホースを持って行くんだ。
ヘッドフィギュアのもやいは私がやる。全員、生命維持切り替えミスに注意よ。」

美佳:「たしか、あちらの艦には補給口がたくさんあるはずです。えーと・・・。
口腔内2カ所と4基の補助エンジンにそれぞれヴァギナルハッチがありますね。」

みどり:「ふむ。いま確かめるよ、・・・、今回は第3補助エンジンに行っておくれ。」

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オプションパーツシリーズ未来編「ケンタウリ」 | (6)練習艦 | 33/38

(”つがる”)

洋子:「艦首公転軌道に対し面内170度へ」

亜美:「ジャイロ旋回中、あと25秒。」

洋子:「ワイヤレスリモートの違和感大丈夫?」

亜美:「まあなんとか。でも、首直結に比べると明らかに固定遅延を感じちゃいますね。
所詮、勤務中の操舵員にとってボディは出来の悪い中継器なんだと思い知らされますよ。」

みらい:「方位合いました。」

洋子:「よし、全開推進はじめ。総員加速圧注意、たかが蒸気推進と油断しないでね。」

亜美:「原子炉出力120%、グリッド昇圧、過熱冷却水導水路開放、補助推進器噴射。」

みらい:「電流異常なし、現在加速度2G。でも4Gに慣れてしまうとやっぱり遅いですね。」

洋子:「まあね。しかも2G出せるのは1時間が限度だし。でも回航作業はもっと遅いわ。
何しろ補助推進器では僅か0.04Gの加速力しか得られないのよ。
代用気化爆弾まで使うなとは言われていないけど、あれもたいしたパワーはないし。
せいぜい今のうちに遅くても油断せず我慢することに慣れておく事ね。
おそらく恒星間に出てしまえば4Gだってとても遅く感じるのだろうし。」

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