オプションパーツシリーズ未来編「ケンタウリ」 | (7)方面軍編成 | 15/152008-07-21 Mon 05:38
(”ぱぷあ”第一居住区画コンテナ内重力ドラム・艦長の館)
警備兵:「巡視ご苦労様です。知子三世殿下。」 知子三世:「我ながらよく艦内にこんなの建てたものだわ。」 警備兵:「そうでしょうか。皇族方の居城としては地味な気もしますが。」 知子三世:「重力変動が激しい核パルス艦内に二階建ては危険だからこれが限界ね。 それでも地球から上げるしかない大理石をこんなに使ったのは大変な贅沢だわ。 しかも全部X線検査で耐Gに支障となる亀裂がないか検査し、エキシマで穴あけして補強鉄心仕込んだんだから。 私自身は一生の殆どが工場暮らしで宮城に住んだ期間なんてろくに無いのにね。 引き渡すのが惜しくなってしまうくらいだわ。」 警備兵:「でもここの主となる方は、ここしか帰る城がないですよね。」 知子三世:「そう。それが解っているから妬みもそこそこで建造に熱中できたの。 だけど、仕上がってみるとやっぱりこれを使う人がうらやましいと思うわ。 まあ、無事に着ければだけど。」 警備兵:「造艦総指揮者がそんなこと仰せになって良いのですか?。」 知子三世:「未知空域を無事飛べるかは技術装備だけの問題じゃないからね。 乗員の運の良さしか頼るものがない場面は必ずあるでしょう。」 Prev ← ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いよいよ南方面軍発進です。 帝國は惑星系の存在が不明なままの見切り発車という積極策が奏功して当面は諸大国の干渉を免れたようです。 とはいえ、彼らにもメンツがあります。 これが世界的なサイボーグ開発ブームの引き金になるのかも知れません。 次回予告・「南へ」 参考文献 近い恒星の一覧 |
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