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ここはSF・オプションパーツ2「ケンタウリ」総集編(一般向け)サイトです。  2008.05.11連載再開に向けてテンプレ修正、エントリをシーン単位に変更。 2008.05.24 連載第6回まで掲載。

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オプションパーツシリーズ未来編「ケンタウリ」 | (3)核実験 | 2/7

(高速連絡艦”うらが”艦橋)

主任操舵員・亜未中尉:「推進剤残量1500トンです。そろそろ蒸気噴射止めましょう。」

艦長・洋子中佐:「最適軌道にも近いし良いわね。」

華子4世:「せっかく有脊髄型の乗員を降ろしてきたんだから、もう一声、加速して頂戴。」

洋子:「仰るとおり加速が辛くはありませんが、欲張っても高々3日しか詰まりませんよ。」

華子4世:「その3日が大事なの。設置工事の大詰めに立ち会えるかどうかなのよ。」

洋子:「知子3世殿下がミスなどなさるとは思えませんが。」

華子4世:「もちろん機関そのものや船体への設置なら全幅の信頼を置いています。
でも、大叔母上は低出力の隕石移動装置以外は艦載機関しか扱ったことがない筈よ。
元々地学に強い方ではないし、フォボスは地質の脆さが特別な星なのよ。
成分が完全な岩石質でなく氷隕石にも似ているし、過去に大きな衝撃を受けているわ。
有名な大クレーターが出来たとき星全体に亀裂が入った痕跡があるのよ。
エンジン設置場所周辺の地盤調査を十分やって土台を補強をしないと危険だわ。
指示は送っておいたけど、やり直しがきかないから自分の目で確かめたいのよ。」

洋子:「なるほど。承知しました。主任操舵員、加速続行だ。」

亜未:「了解です。残量1250トンまで使って良いですね。」

華子4世:「消費で軽くなる分があるから半分残せば安全性に問題はないわ。」

亜未:「こんなときは、核パルス使用が火星以遠に規制されているのが痛いですね。」

華子4世:「全くよ。昔、原爆を戦争に使っちゃったバカどもを恨むしかないわ。」

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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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