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ここはSF・オプションパーツ2「ケンタウリ」総集編(一般向け)サイトです。  2008.05.11連載再開に向けてテンプレ修正、エントリをシーン単位に変更。 2008.10.05 連載第8回まで掲載。

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オプションパーツシリーズ未来編「ケンタウリ」 | (4)娘達の決断 | 1/13

ケンタウリの続きです。)

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 フォボスから撃ち込み核融合パルス推進実験成功の報告があった。
宇宙からは少しずつ明るいニュースも聞こえてくるが、私の身辺は憂鬱なことばかりだ。
明日は特区の迎賓館で六芒星の首相に会わなくてはならない。決裂すると判っている交渉だ。
かの国の領土は狭く、にもかかわらず無計画に世界から六芒星教徒の移民を受け入れている。
乏しい農地と過剰人口による食糧難。そして隣接各国との数千年来の対立。
まずいことに、かの国の科学力と財力は世界でも上位にあり核武装が可能であった。
さらなる不幸は、我々の氷隕石移動技術を悪用する余計な知恵まであったことだ。
隣国との境界にある湖に氷隕石を落とし、沿岸を壊滅させようなどと誰が言い出したのか。
我々が金さえ出せばどこにでも隕石を落とすわけではないことなど百も承知の筈だ。
それでもあえて直談判ということは、拒めば核ミサイルを撃ち込むと脅す気だろう。
本当に核など使ったら、ますます世界から孤立するだろうから脅しだけだと思いたい。
貴金属市場への影響力を行使して水銀の調達を妨害されるくらいは我慢する。
だが、かつての北米連の例もある。政権中枢に冷酷さと説得力を兼ね備えた者がいれば危険だ。
軌道警備部隊には既に非常警戒態勢を取らせている。
数の上では六芒星が保有する少数のICBMに突破されるほど手薄ではない筈だ。
だが、最近はサイボーグ化から5年以上で優秀な娘は殆どが核パルス艦要員を志望してしまう。
下士官クラスの名手が大勢居た北米連迎撃戦当時と比べれば質は落ちているだろう。
迎撃艇の機能強化が経験不足を補ってくれることを願うしかない。

上級皇族SNS・皇帝朝子10世のブログより

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